新規開拓営業の7つの方法
1. 紹介営業
既存顧客や取引先から見込み客を紹介してもらう方法です。信頼を引き継ぎやすい一方、件数や時期を自社で管理しにくいため、他の手法と組み合わせる必要があります。
2. 電話営業
短時間で相手の反応を確認できます。担当者への接続や会話力が必要なので、対象企業、最初の説明、断られた理由を記録して改善する運用が欠かせません。
3. 営業メール
資料やURLを添えて提案を届けられます。送信先の品質、件名、冒頭文、行動依頼を改善しやすく、既にメールアドレスを保有している場合に向いています。
4. 問い合わせフォーム営業
企業サイトの窓口から提案する方法です。公開情報から企業の事業を確認したうえで、相手との接点を短く示します。フォームの利用目的を守り、営業案内を禁止している企業を除外する運用が必要です。
5. SNS営業
投稿で認知を作り、反応した相手と関係を築く方法です。すぐに商談化するとは限りませんが、会社や代表者の考え方を継続的に伝えられます。
6. Web広告
検索やSNS上で、条件に合う見込み客へ広告を表示します。短期間で流入を作れる一方、広告費、LP、問い合わせ後の対応まで含めて成果を確認する必要があります。
7. SEO・コンテンツ
見込み客が検索する疑問に記事で答え、サイトへ呼び込む方法です。成果が出るまで時間はかかりますが、公開した記事が継続的な入口になります。営業活動でよく聞かれる質問を記事テーマにすると、商談資料としても活用できます。
中小企業が選ぶときの3つの基準
- 顧客単価:一件の受注に使える営業費用はいくらか
- 営業人数:返信、電話、商談へ対応できる人数は何人か
- 成果までの期間:今月の商談が必要か、半年後の集客基盤を作るか
短期の商談には電話、メール、フォーム営業などの能動的な手法が向きます。中長期ではSNSやSEOを積み上げ、指名や検索からの流入を増やします。目的の異なる手法を分けて管理すると、途中で判断しやすくなります。
新規開拓を仕組み化する5ステップ
- 狙う業種・地域・企業規模を決める
- 相手の課題と自社の提供価値を一文で整理する
- 週ごとの接触件数と担当者を決める
- 送信、返信、商談、受注を同じ基準で記録する
- 毎週数字を確認し、対象か訴求を一つずつ改善する
営業先を毎回ゼロから探し、担当者が文章を考え、別の表へ結果を入力する運用では継続が難しくなります。繰り返し作業は仕組みに任せ、対象判断、返信、商談、提案に人の時間を残します。
最初に追うべき数字
活動量だけでなく、接触数、返信数、商談数、受注数を段階ごとに追います。接触できても返信がなければ対象や文面、返信はあっても商談にならなければ次の提案、商談はできても受注しなければ価格や提案内容を見直します。
営業リストの優先順位は「BtoB営業リストの作り方」、自動化する工程は「BtoB営業を自動化する方法」で詳しく解説しています。
まとめ
新規開拓には、紹介、電話、メール、フォーム、SNS、広告、SEOの7つの方法があります。自社の条件に合わせて短期と中長期の手法を組み合わせ、対象選定から結果確認までを毎週繰り返せる仕組みにしましょう。